Kinds取扱品目
日本酒の原料は、主にお米と水。
特に日本酒の味、香りを大きく決めるのはお米であり、酒造りはまず良質な米選びから始まります。
『酒米(さかまい)』『酒造好適米(しゅぞうこうてきまい)』『醸造用玄米(じょうぞうようげんまい)』
酒造りに適したお米と呼ばれています。
食用米と酒造好適米の3つの違い
-
- 粒の大きさ
- 日本酒造りに使用するお米は、特に大吟醸など香り高いお酒を造るとなると精米歩合が50%以上と、たくさん精米するため、粒が小さいと精米中に砕けてしまいます。
-
- 心白
- 基本的にお米には白色不透明な「心白(しんぱく)」と呼ばれる部分が中心に存在します。
この心白には、タンパク質の含有量が少なく、また、磨いても砕けることがないよう粘度が高く、醪(もろみ)によく溶けるという性質があります。酒米はこの心白の占める割合が一般的なお米と比較して大きいです。
-
- 醸造特性
- 醸造適正とは、お酒への醸造のしやすさのことを指します。こちらは蒸米吸水率、麹への造りやすさなど、日本酒作りにおいて重要な過程において適しているということです。
シガ産業で取り扱っている酒造好適米
-
-
幻の酒米
滋賀渡船6号
しがわたりぶね6ごう
- 「山田錦」の父系にあたる、日本古来の滋賀県オリジナルの酒米。
栽培の難しさも手伝って、昭和中頃には栽培が途絶えてしまっていたが、文献にあった記録とわずか50gの籾種から復活を遂げた“滋賀渡船6号”。
酒米原種ならではの力強さが特徴。
-
-
酒米の王様
山田錦
やまだにしき
- 滋賀県では品質・収穫量のばらつきの少ない栽培が可能。
米粒が大きく、心白の割合が高いため、高精白でも砕けづらいのが特徴です。
山田錦を使用して造られたお酒は香味が良く、大吟醸酒や鑑評会に出品する日本酒などもこの山田錦を原料として造られることが多いです。
-
-
美山錦
みやまにしき
- 1978年、長野の農場試験場での突然変異で生まれた、比較的新しい品種。
稲が比較的早く成長する「早稲」という種類の酒米のため、米質は硬く、醸造の際に溶けにくい性質を持っているため、すっきりと淡麗な味わいを生み出します。
-
-
玉栄
たまさかえ
- 滋賀県が全国の3分の2の生産量を占める酒米。
県内の酒蔵でも良く使用される品種で、キレの良い辛口醸造に向いています。
-
-
吟吹雪
ぎんふぶき
- 「山田錦」を母に、「玉栄」を父に持つ酒米です。
元々は山田錦の栽培の難しさの改善を目指して品種改良された、比較的新しい品種。
心白の発現が極めて高く、山田錦に匹敵する酒造りのしやすい品種です。
-
-
日本晴
にほんばれ
- むかしから食用米としても、親しまれている日本晴。
品種、収穫量とも安定しており、特に近年では海外に向けての出荷も増えている。
そのほか、兵庫県産・京都府産山田錦、雄町、五百万石等も多数取り扱っております。お問い合わせください。
その他の取り扱い
-
-
浅漬けの素
あさづけのもと
- 酒蔵で作った、本みりん粕を使用した新しいタイプの浅漬けの素です。
本みりん粕に含まれる種々のうまみ成分(有機酸、アミノ酸等)により、野菜のもつ風味や自然の色をそこなうことなく、手軽に簡単に漬かります。
JAグリーン近江 各支店、道の駅各所にて販売しております。
-
原材料名 |
みりん粕・酒粕(もち米、米、米こうじ、醸造アルコール)、食塩、昆布、唐辛子、調味料(アミノ酸等) |
内容量 |
1kg |